この舞台を観に行きました。 2022年上半期編
こんにちは。
ひさしぶりのブログです。
2022年上半期に見に行った舞台について書きたいと思います。
- 舞台「アサルトリリィ Lost Memories」
- 舞台「アサルトリリィ・御台場女学校編 -The Empathy Phenomenon-」
- 舞台「トレーディングライフ」
- カラスカ公演『お嬢の微妙な冒険』
- 舞台「アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院 白きレジスタンス〜約束の行方〜」
舞台「アサルトリリィ Lost Memories」
一柳隊3部作の完結編。
完結編ということで今までの謎が公になり、大団円的に収束して、見終わったあとは清々しい気分になった。
が、あくまで風呂敷を畳むための展開の成され方に終始した点では1,2作目の方が見ていて面白かったかなというのが正直な感想。
また、一柳隊の梨璃と夢結以外のキャラとゲストキャラの見せ場のバランスも疑問。
せっかくの完結編なのでもっとメインであるはずの一柳隊にスポットライトが当たってしかるべきなのでは…と思いつつ、自分はゲストキャラのキャスト目当てで観劇したので劇中で活躍していたのはよかった。
全然詳しくないけどその辺は大人の事情なのかな…。
それにしてもチケット代が高すぎてブシロードの舞台は富豪の遊びかよ…となる。
あと、OPが良すぎた。
1/23(日) 12:00~
舞台「アサルトリリィ・御台場女学校編 -The Empathy Phenomenon-」
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
2月17日(木)~2月28日(月)
アサルトリリィ御台場女学校編 第2弾。
昨年8月の第1弾を経ての2作目。
そもそも御台場女学校は特に強いので驚異などないのでは…?と思ってしまいがち。
今回も敵(ヒュージ)の討伐は本当におまけ程度であり、前回以上に内輪の問題がメインであった。
悪い大人たちによる刷り込みや口先に載せられ、どんどんと話が悪い方向に進んでいく過程は見ていてゾクゾクした。
アサルトリリィの舞台は基本的に擬似姉妹の契りを軸に登場人物の依存の在り処について描かれる事が多い。
その一方的な依存の対象とは戦場に散った疑似姉妹の姉であったりすることがほとんどである。
しかし、今作のメインテーマは”実姉妹の共依存”ということで意外な目新しさがあった。
既にこの世にいない疑似姉に対する一方的な依存ではなく、実姉妹の共依存…いいよね(?)
ただ、4回は見すぎたな…と少し反省。
これもまたOPとEDが最高に良い。
2/17(木) 19:00~
2/20(日) 19:00~
2/23(水・祝) 19:00~
2/27(日) 19:00~
舞台「トレーディングライフ」
シアターアルファ東京
5月13日(金)~5月22日(日)
自分の人生や経験などを換金し、それを闇のゲームにベットすることで人生の一発逆転を狙おうぜ的な作品。
これはオタクが好きなやつ。
話の本筋の中で少なくとも2回は盤上がひっくり返される驚きの連続。
このゲームの本質が開示された場面から結末に向かっていくスピード感は必見。
1度観ただけでは理解が追いつかない各々の登場人物の心理や行動原理について観終わったあとに考察を重ねたくなってしまった。
エゴイズム全開なキャラクターだったり、裏に大きな秘密を抱えている登場人物などの思惑が交差する盤上は見ていてとても引き込まれた。
この作品自体が再演なのだが、初演のときのキービジュアルこそがこの舞台の全てを物語っていて観劇後に感銘を受けた。
カラスカ公演『お嬢の微妙な冒険』
シアター・アルファ東京
6月1日(水)~6月5日(日)
とにかく頭をからっぽにして楽しめる作品。
場面展開がめまぐるしかったり風呂敷があちこちに広げられているはずなのに、最終的にイイハナシダナーという着地点にしっかりと降りてくるのがすごい。
観終わったあとに面白かったな〜という感想と同時に謎の感動に襲われるという一粒で二度おいしい舞台だった。
登場人物がみんな魅力的で面白くて決めゼリフみたいなのもキャッチーで観劇を重ねるなかで覚えてしまうくらいに好き。
お嬢の冒険譚は始まったばかり。
6月1日(水) 19:00~
6月4日(土) 18:00~
6月5日(日) 12:00~
6月5日(日) 17:00~
舞台「アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院 白きレジスタンス〜約束の行方〜」
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ
6月30日(木)~7月6日(火)
アサルトリリィ ルド女再演4作品のうちの3作目。
昨年のシュベスター編を経て今回からはレジスタンス編。
亡き者の意思を繋いでいきたいという新たな決意と、それに伴う仲間との乖離にスポットライトを当てつつ、前シリーズに比べてもより一層不穏な空気感が漂う今作。
ルドビコ女学院の実態、作品冒頭からほのめかされてきた最大の謎に迫っていく展開に息を呑んだ。
次回9月の完結編がとても楽しみである。
そして、1時間50分の本編後に30分のライブショー。
盛りだくさんすぎてエンタメとしての限界突破だろ…。
そして全てにおいて曲が良い。。
6月30日(木) 18:30~
7月2日(土) 18:30~
7月3日(日) 18:30~
以上、2022年上半期に観に行った舞台でした。
下半期も楽しみです。